センター概要

センター長ごあいさつ

センター長
新藤充

物質機能評価センターは旧研究支援センターの機能を拡大して発足した研究支援組織です。

国の財政難の中、科学技術の基盤的推進力を高めるには研究設備・機器の共用化を更に促進していくことが不可欠とされています。先導物質化学研究所では、「ネットワーク型共同研究拠点事業」「課題解決型アライアンスプロジェクト事業」「統合物質創製化学研究推進機構」といった共同研究・共同利用事業を積極的に推進しており、そのような事業支援の中核を担うのが物質機能評価センターです。

本センターでは、安全な研究環境を整備するとともに、基礎から応用に至る物質科学研究の一翼を担うため、有機、高分子、無機、金属等の分子・物質・材料の構造解析・組成分析を行う共通施設として、高度な専門知識を有する専任の技術職員により装置類が適切に管理・運用されております。所内外の研究者、企業からの高度測定の技術相談、受託分析にも積極的に対応しています。最近では先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)に採択され、機器の共用化もさらに加速しております。

まずは、分析コーディネーターにお気軽にご相談ください。世界最先端の物質科学研究を推進するため、所内外の研究者の皆様の積極的なご利用を歓迎いたします。

概要

物質機能評価センターは、先導物質化学研究所がおこなっている「物質・デバイス領域共同研究拠点」などの活動の支援や、大型共同利用機器を利用した研究支援、研究所内の活動支援などの業務をおこなっています。

本センターは物質機能評価室と研究支援室から構成されています。

物質機能評価室では、物質・デバイス領域共同研究拠点として実施される共同研究や施設利用、大学連携研究設備ネットワークの利用に関連する相談に応じております。また外部研究者からの高度分析に関する研究・技術相談にも対応しています。
研究支援室では所内の大型共同利用機器の管理、運用や、所内の環境・安全管理に関連する業務にあたっています。各職員は担当機器、分析法について高度な知識を有しており、所内外研究者、学生へ測定法の指導、分析法の教育などの分析支援を行うとともに、所内外の研究者、企業からの高度測定の技術相談、受託分析に 積極的に対応しています。

先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)について
物質デバイス領域共同研究拠点について

おもな業務

物質機能評価室

  • 物質・デバイス領域共同研究拠点として実施される共同研究や施設利用に関する相談
  • 大学連携研究設備ネットワークの利用に関連する相談、業務
  • 外部研究者からの高度分析に関する研究・技術相談

研究支援室

  • 共通機器に関すること
  • 物質・デバイス領域共同研究拠点に関すること
  • 大学連携研究設備ネットワークに関すること
  • 安全衛生に関すること
  • 研究所の広報に関すること
  • 研究所内の情報ネットワークに関すること
  • ライブ配信業務

関連するプロジェクトについて

物質デバイス領域共同研究拠点

北海道大学電子科学研究所、東北大学多元物質科学研究所、東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所、大阪大学産業科学研究所、九州大学先導物質化学研究所は、5研究所のネットワーク型による「物質・デバイス領域共同研究拠点」として、文部科学省より認定を受けました。

物質・デバイス領域共同研究拠点ホームページ

新たな共用システム導入支援プログラム

平成30年度先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)に先導物質化学研究所が採択されました。物質機能評価センター管理の機器を中心に、共用化を進めました。(H30〜R2年度)

文部科学省ホームページ | 科学技術振興機構ホームページ

メンバー

センター長
教授新藤 充 (兼任)
物質機能評価室
特任教授柘植 顕彦
研究支援室
技術専門員梅津 光孝
技術専門員出田 圭子
技術専門職員松本 泰昌
技術専門職員田中 雄
技術職員今村 佳奈子
テクニカルスタッフ中村 望

アクセス

筑紫地区

所在地
〒8168580 福岡県春日市春日公園6-1 九州大学先導物質化学研究所南棟110号室
アクセス (九州大学のサイトが開きます)
キャンパスマップ (九州大学のサイトのPDFが開きます Map上の5番です)

伊都地区

所在地
〒8168580 福岡県春日市春日公園6-1
アクセス (九州大学のサイトが開きます)
キャンパスマップ (九州大学のサイトのPDFが開きます Map上の44番です)